昨夜のガイヤの夜明けでは介護のための離職者が14万人もいると
いうことだった。中小企業や自営業のように調査不能の場合も少な
くないだろうと思うので、実際にはもっと多いはずだ。私のように生き
方を変える人がほとんどいないと思っていたので、何となく安心する
面もあるが私のように周辺環境に恵まれているケースは多くないだ
ろうと思うので、本当に大変だろうとも思う。倒れた当時も多くの人々
に御世話になったが、実際に自宅介護に入ると、介護現場の人たち
がみんな驚異的なほどさまざまな手助けをしてくださる。ケアマネさん
をはじめ、ソシャルウォーカーさん、介護師さん、訪問介護や訪問リハ
ビリなど、みんなみどり先生の状態を正しく見つめ、チェックし、彼女の
ために多くの手当てをしてくれている。病院では医師も看護師もセラピ
ストもこのように彼女の状態を正しく把握してくれていなかったように
も思う。最近のみどり先生の状態は極めて良好で、ほとんど便秘も
解消されており、お尻の床ずれも完治し、良く食べ、良く眠り、手足に
は明らかに筋肉がついてきた。反応も良く、眼もよく見えているようで
食事の時など、もういらないというときには胸の上のタオルをつまんで
除けたり、飲み物のグラスを押し除けたりするし、もっとほしかったとき
には声を出して意思表示をする。径管食時代にはできたことではある
が、口から食べるようになると脳のメモリーは全てそのために使われる
ようになり、一度は失ってしまっていた能力であるが、今は食べるのも
とても上手になり、それでいて径管時代の能力も戻りつつある。おそら
くある程度喋れるようになるだろうし、手も使えるようになっていくだろ
う。昼間もよく眠るが、夜もしっかり眠っていて、多くの夢をみながら、
多くの能力を取り戻しているように思う。今は昨年の秋以来の最上の
状態といえるだろう。
記事の下に広告が表示される場合があります。この広告はexciteの広告枠で、当ブログとは無関係です。