自宅介護に移ったとき、見舞いに来ていただけの人のほとんどは本当に
やれるの? といった。病院の医師、看護師などのスタッフは私が病院で
していたことを見ているので、大変だろうがやれると考えて、退院に向け
て精一杯の協力をしてくれた。私には他に選択肢がないので退院させる
という考え方だった。むろん介護付き施設に移るという選択肢は残されて
いるわけだし、実際に要介護5ランクの自宅介護というのは珍しいそうだ。
でも施設に移るのは自宅介護ができなかった場合でよいわけで、彼女の
場合は緊張性の収縮など、自宅介護に移れば良化が期待できることも
多い。実際に自宅介護でそうとうリラックスしているようで、よく眠るし、便
秘なども解消され、健康状態は特に良くなっているし、手足もかなり動くよ
うになり、今のところは大成功と考えてよいだろう。でもこの1か月間はほと
んどかかりっきりで、ほとんどぎりぎり必要な仕事だけしかできていない。
ケアさんや訪問介護などに頼れる部分もようやくわかってきて、たぶんショー
トステイが増えてもみどり先生は心配しないだろうと思う。来年の再転居後
には私の方もリラックスして多くのことができるようになるだろう。みどり先生
も劇的な変化は期待できないものの、手を使ったり、少し喋るというようなこ
とはできるようになっていきそうに思う。
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