ケアプラン

ケアマネさんが次々と提案をしてくださり、月曜日には訪問ナースと入浴介助、
入浴は２人の介助だが、終ってからも一人が残ってくださり、さまざまなケアを
していただけることになった。火曜日は訪問リハビリだが、その前にやはりケア
さんが入ってくださる。水曜日は永生病院への通院検診とリハビリ。この日も
ケアさんが付いてくださる。木曜日も訪問ナースと入浴介護をしてもらって月曜
から木曜日までは毎日ケアをしていただくことになった。金曜日から日曜には
ショートステイを入れることが多く、すでに天皇賞、ジャパンＣ、有馬記念、東京
大賞典の日はとっている。みどり先生はすっかりそういう生活に慣れてしまって
いるようで、ショートステイに出てもニコニコしていて、よく眠ってもいるようだ。
病院でのショートステイでは医師がみてくれるし、ヴィレッジでのショートステイ
は彼女がとてもリラックスできる。多くは介護保険、健康保険、身障者手帳で
わずかなお金で済むことだが、オムツやリハビリパンツ、やたらと必要な多くの
タイプのティシュなどは馬鹿にならない額となる。ヴィレッジでのステイは自費
でケアさんも昼食介護とか、入浴介護といった決められたものでない場合は
有料となる。それでもこれが全て自腹なら入院生活よりもずっと高くなるし、
少し高級な介護施設と同程度はかかるだろう。自宅介護を完璧にこなすとい
うのもいわば贅沢といえるのだろう。

ところで地球温暖化なんて急に大騒ぎするようになったけれど、氷河期が終っ
てからの地球はずっと温暖化し続けているし、今の温暖化規模のスピードが
どれだけ自然の温暖化より早いかということなどは誰も言わないのですね。
確かに文明によって温暖化が進んでいる面はあるだろうけれど、それがなけれ
ば温暖化しないというものでもなく、エコロジーによって防げるものなどしれて
いるのではないだろうか。一方で逆に氷河期に向かうようになっても大変だろ
うし、人類の生存のための適切な環境を億年単位で求めることはできないはず
だ。人類はいつか滅亡するだろうし、地球もいつか滅亡するものではある。

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