水曜日にリハビリをしてもらったときにいろいろ試してもらうと、確かに
眼が顔を追っていて、完全に見えていないというわけでもない。ただ、
テレビを観たり、景色を眺めたりということはできないようで、目の前の
ものをある程度認識できるという程度のようだ。それでも朝起きたとき
などはまるで゜何も見えないようで、箱に入った落雁を一つ一つ識別す
るようなことは不可能なようだ。でも完全な失明でなくてよかった。眼の
機能そのものは健在だが、他の機能と同様に脳で認識できるとは限ら
ないということだと思う。必ず進歩するものがあれば退行するものがあっ
て、これも脳が使えるメモリーが限定されているからだろう。もう一つは
彼女に関心が持てるかどうかの問題がある。私がどうしても必要だと
いうと薬などはしっかり飲むようになっており、私には多少甘えて嫌なも
のを吐き出してしまう食事も、介助の人が食べさせると少し無理をしてで
も食べている。今の彼女の状態は決して悪いものではないと思う。
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