とはいえ荷物に埋もれている間はホテルに泊まり、ようやく寝るためだけ
に利用することになったという程度だが、昨日は弟が倉庫への最後の輸送
をしてくれてから帰り、マウさんは朝いちで駆けつけてくれてPCの設定
をしてくれた。やはりかなり難しくマウさんですら半日かかって終らなかっ
たほどだった。それでも何とかインターネットは使えるようになり、メール
アドレスもできた。午後には血統センターの藤井さんが手伝ってくれて
本の整理をしてくれた。3時になってみどり先生の病室に行き、アイスクリー
ムを食べてもらった。最近のみどり先生の顔つきはとても幸せそうで、
たぶん新しい家へ移るのを楽しみにしているのだろう。明日は介護師さん
との顔合わせがあり、明後日かその次あたりでセラピストさんに付き添って
もらって家まで連れて行くつもりだ。最初はすぐに連れて帰り、私一人で大
丈夫ならもう少し長い滞在となり、夕食介助をうちでしたりということになり、
次には泊まりもこなして、全てがクリアされれば退院となる。みどり先生の
食事を買って戻った時に彼女の親友2人がマンション周辺を徘徊していた。
どうしたのと聞くとここだと聞いていたから・・・ということで、みどり先生の
お見舞いの帰りということだった。病院から戻って一人で仕事にかかると、
急にここが私の家だという実感がでてきた。やはり仕事なんですね。アイデ
ンティティというものは。
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