以前に一度書いたことがあるが、みどり先生が最も尊敬している医師は
福家教授で、東大医局から福家先生を慕って帝京大学へ移り、溝の口か
ら市原へとICUでの医療活動を続けてきた。福家先生は麻酔学会で平石
先生からみどり先生のことを聞いたというが、同じ頃やはり東大医学部の
の同期で、帝京大学教授の梁先生がみどり先生の携帯に電話を入れて
下さっていて、たまたまみどり先生の携帯を充電したので折り返し電話を
入れてみどり先生のことを話した。昨日は教授会の予定を取っていて、つ
まり病院は休むことになっていたので見舞いに来てくださった。
みどり先生に「福家先生を覚えている?」と聞くと、しっかり頷いた。誰それを
覚えているかと聞いて頷いたのは私に次いで2人目だった。一時的なこと
かとも思ったので、昨日もう一度聞くと今度も頷いた。福家先生がいらっしゃ
るとじっと目を見つめて何かを話したげにしていた。このようにじっと見つめて
応答するのも私に次いで2人目だった。具体的にどの程度覚えているのか
はわからないが、福家先生を正しく認識していることは間違いない。福家先生
と梁先生が主治医の先生から説明を受けている間に夕食の介助と歯磨きを
して、3人で八王子で飲みながら話すことができた。経過からみて、この時期
に口から食事をしているのはすごいとおっしゃる。ICUを続けてきたので肺塞
栓症の患者もかなりしっていらっしゃるようで、とても頼りになると思う。梁先
生は婦人科なので、彼女の子宮筋腫についても相談できる。とても嬉しい一
日だった。
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