もともと私自身の仕事がとても多く、それぞれが高度に専門的な仕事
でもあるので極めて多忙な毎日ではあったが、みどり先生が倒れて
からはみどり先生の仕事の残務整理という超多忙な仕事が加わり、
みどり先生自身の医療にもかなりの時間が費やされるようになった。
でも、不思議なものでとても不可能と思われるこれらの仕事の全てを
順調にこなしてきている。今は夕方から彼女の介護を続けなければ
ならなくなり、時間の制約がさらに厳しくなった。介護の半分ぐらいは
肉体労働でもあり、長く登山とか水泳とかで身体を鍛えていたのが
役立っているようだ。退院するとほとんど自分の外出時間がとれなく
なり、制約はさらに大きくなるが、同時に病院に通う必要がなくなって
少し楽になるかもしれない。そんな状態で最もありがたいものはやはり
パソコンだと思う。原稿を送るのも、資料を調べるのも、連絡をするのも、
何もかもをパソコンがこなしてくれる。買い物もパソコンですることになっ
ていきそうだ。こうして忙しい人がより多くの仕事をこなせるようになるの
も、社会格差を広げる要因になるのではないかと思う。
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