みどり先生の仕事の後始末はまだまだ終わらず、小田急友の会とか、
信用金庫の組合権みたいなものまで、これはハイレベルの仕事をして
いた場合だろうが、なんとも多くの関係先があり、それらの多くは解約
も容易でない。毎日バック一杯に書類やみどり先生の食事やさまざまな
もの入れて持ち歩くので肩が痛くなってしまった。みどり先生の食事に
ついては今までの考え方が間違っていたことが判明した。セラピストさ
んもおかゆがダメと気付いてパンに切り替えていたいたが、要するに
流動食がダメで、固形食の食べやすいものならいくらでも食べる。散し
寿司をワンパック平らげたのはびっくりだった。口の中で喉に持っていく
のが難しく、おかゆだといつまでも口に残って吐き出してしまうが、ご飯
やパンだと噛みながら自然に喉に入っていく。レモンが好きで輪切りにす
ると酸っぱくって顔をしかめながらもうまく吸い込む。これで食事は進む
ようになり、おそらく径管を取れる見込みがたったと思う。セラピストさん
に彼女のように喋るのに喋れない例があったかと聞くと、やはりなかっ
たという。彼女の症例は全く例外的なものとセラピストさんや看護師さん
も気付くようになった。最近の彼女はとても楽しそうで嬉しい限りだ。
8月に退院してからは彼女の友達たちが多く遊びに来ていただいて、そ
んな彼女の楽しみを共有してほしいと思う。
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