ようやく所得保障保険が降りることになった。これが最初の保険金受領となる。
実際のところ所得保障になっているとはいえず、入院保険などもそうだが、1千
万規模のお金を立て替える人間がいなければ、多くの突然疾病の患者は入院
先で自己破産ということになるのではないかと思う。健保だけはすぐに役立つけ
れど、他の保険の多くは実際に必要なときに役立たず、退院した頃に患者が裕
福になるという傾向が認められるようだ。とはいえ、本当に必要なときに支払わ
れるとすれば患者がいつ退院できるかを予測して支払うことになるので、これは
民間でも公共でも難しいことだろう。要するに調査、事務を可能な限り迅速にする
よう行政指導して、違反すれば過怠金などを取るような方法を考えるべきだと思う。
保険制度にはまだまだ問題が多すぎる。
みどり先生の診療先だった三鷹第一病院の宇井院長先生が見舞ってくださった。
患者さんのことなどを話すと涙を流して無念そうだったという。心身ともに回復の
早さには驚かれたようで、普通は6か月頃にはリハビリ効果も低くなっていくもの
だが、彼女の場合はまだまだ急速に良くなっていると思う。ただ、昨日は下痢で
気持ちも落ち着かず、夕食に用意していったものもほんのお愛想程度に口にす
るだけで、車椅子とベッドを2度往復したり、オムツを2度取り替えたりで、大変な
力仕事になってしまった。私が何もかも自分でするので、ケアさんたちは怪訝そ
うに手伝ってくださり、看護師さんたちもよくサポートしてくださる。一人分の仕事
が軽減されることなどたいしたことではないだろうが、こういう姿勢には敬意を払っ
ていただいてるようでとても嬉しい。みどり先生にも私が何もかもしてあげることが
精神的に安らぐものになると思う。たぶんそれでリハビリも進むだろうと期待している。
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