武蔵野赤十字病院ではほとんど関心を持つことはなかったが、さすが
に3か月もいると看護師さんの名前も覚えるし、それぞれの性格や仕事
振りもよくわかってなかなか面白い。今日は一人の看護師さんが、みどり
先生の径管引き抜き対策として他の患者さんたちと離してみたほうが良
いのではないかと提案して下さり、食堂でなく部屋で口径と径管の食事を
した。確かに落ち着くのかよく食べたし径管の間もあまり暴れなかった。
今日は朝、径管を抜いてしまったという。私が行くとずっと甘えて泣き顔を
していた。径管を抜いてしまったのがショックだったようだ。看護師さんは
明日、ナースステーションから見える部屋で径管をしてみるという。このよ
うにみどり先生を気遣い、いろいろ考えてくださる看護師さんもいるし、私
がみどり先生の車椅子を押して廊下で待っていると、走ってきてベッドへ
移してくださる看護師さんもいる。知的労働と肉体労働の両方を精一杯こ
こなさなければならないのが看護師で、なんとも大変な仕事と思う。私も
食事の介助に続いて、おむつ交換、車椅子へのトランスポートなど順次
習っていく予定で、看護師免許がなければしてならない仕事以外は何とか
やっていけそうと思っている。
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