日本SF全集に収録される「X電車で行こう」のゲラを30年振り位に読んだ。
思っていたよりも面白く、三島由紀夫や阿部公房が褒めたのもわからなくは
ない。何よりも小説の定型を無視して、俗語や専門用語を滅茶苦茶にミックス
した文章がおかしい。新鮮さという点では確かに新鮮だと思う。何度もさまざま
アンソロジーに収録されてきたが、本当に久々の再録となる。
今日のみどり先生はさすがに大人しかった。それでも持っていったパンナコッタ
は半分位しか食べず、お茶はお昼にたっぷり飲んだというので全く飲まなかっ
た。このところ毎日誰かが見舞いに来てくれているが、今日は誰が来たのかわ
からなかった。装具の靴はヒールを2枚剥がしていて、少しまっすぐになって
きているようだ。彼女なりに頑張っており、私に甘えすぎてはいけないと感じ
ているようでもある。記憶喪失しても判断力は間違いなく持続している。
記事の下に広告が表示される場合があります。この広告はexciteの広告枠で、当ブログとは無関係です。