成年後見人というのは国から被後見人の資産を守るよう命じられた職務
で、つまり公務なのだが、そういうことがわかっていない金融機関や投資
会社が少なくない。そのために幾つかの会社相手には手続きが難航した
わけで、今も2社ほど残っている。最終的には公務として強制執行しなけ
ればならない可能性もある。でもまあ、公務というのは強いもので、こうした
立場に立つと公務員が自己中心的に仕事を進めるのもよくわかる。むろん
普通に法規や社会規範に乗っ取って進める分にはこちらも多少の労を厭う
つもりはなく、強権発動はあくまでも悪質な場合に限られるが、多くは公務
員の立場と同じような自己中心的な考え方で、相手が弱いものと誤解して
いるために生じているトラブルだからおかしい。
昨日も早めに永生病院に行くと、みどり先生はまた径管を引き抜いたところ
だった。口径が進めば径管を外すことになるのだが、口径での食事はそうも
容易でなく、この日もお茶とバナナを3分の1程度食べただけだった。お茶を
飲んでみると確かに美味しくはない。病院食だから仕方がないのだけれど、
本人にはもう少し美味しいものが欲しいだろうとは思う。それでセラピーさんに
少し変わったものを持ち込むことを許していただいた。桃が好きなのだが今の
時期に入手ができない。ゼリーかプディンを持っていくことにしようと思う。
セラピーさんが介助した場合と私が介助した場合でみどり先生の態度がかな
り違うというが、やはり甘えがでるのだろう。それも仕方がないことで、両方
の良さを引き出しながら進める以外にない。
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