ジャパンCが近づき「競馬ブック」の展望原稿にかかっている。かなり調査の
必要な仕事ではあるが、時間作りがうまくなって、あらかた各馬の特徴を把
握することができた。3日開催で誌面が多く取れないので、簡略化するのが
問題となるが、何とか早めに書き上げそうだ。水曜日にはボストンフラッグが
平和賞に出るのだが、格付け委員会の打ち合わせがあり、この日はみどり
先生のところへも行けない。木曜日は格付け委員会。これからはとても慌し
い1週間となる。みどり先生はこの日も落ち込んでいた。落ち込むというより、
虚無的になり、むしろふてぶてしさを感じさせる。見舞いの人にはほとんど
関心を示さず、私に対してすら頷いたり、首を振ることも少なくなった。発声
練習をしてもらうと、お愛想程度に声を出す真似をするだけだった。それで
いて以前よりぐっすり眠るようになり、ある種の達観も感じさせる。これもあ
るべきプロセスと考えなければならないのかもしれない。ただ、確かに分岐
点でもあるのだろう。
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