今日はずっと私を見つめていた。そんなみどり先生がとても愛おしいけれど、
今の自分の状態を諦観して私に依存するようにはなって欲しくない。回復期
には苦悩があって当然だし、苦悩と戦ってこそさらに回復していくものでもあ
る。といってもう1か月半も戦い続けてきたみどり先生が、自分の置かれた状
況を理解して、あるがままの自分であろうとする気持ちを突き放すことができ
るわけはない。何となく今が勝負の分かれ目という気もする。おそらく転院に
よって新たな戦いが始まるのだろう。それまでは緩めることなく、彼女の回復
への意欲を持続させなければならない。とても厳しい状況だと思う。私にでき
ることは基本的に彼女の心のよりどころとなることでしかないが、言葉を喋ら
せる努力とか、頻繁に話しかけることで刺激を与え続ける努力ならできるか
もしれない。私に依存するとしても、それなりに私から回復を求め続けることは
可能だろう。愛情によってしか回復できないものもあるはずと思う。
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