患者さんの中では若いという女性から高額のお見舞金をいただいた。
強い頭痛に悩まされ、あちこちのお医者さんへ行っても鎮痛剤を出して
もらうだけでどこも悪くないといわれてきたという。みどり先生には頚椎
が良くなく完治は難しいけれど、ペインクリニックで上手に痛みと付き合っ
ていきましょうといわれた。そしてクリニックヴェルデに通うようになり、確
かに痛みと付き合えるようになったそうだ。痛みだけでなく、治療のとき
にみどり先生と交わす短い会話がとても楽しく、それに勇気付けられるこ
とで生活に支障をきたさない程度に痛みを和らげることができたともおっ
しゃる。お見舞いの額がそのままお気持ちに現れることもあるものと思う。
若い方ならなおさらこのお金で買いたいものも一杯あるだろう。でも、それ
ら以上にみどり先生の治療が大切なものだったのだと思う。「叶うものなら
また山野みどり先生の治療を受けたいと願っています」とお手紙は締め
くくられていた。みどり先生が車椅子ででも動けるようになったら、セラピー
として相談に乗ってあげるようなことや、ペインクリニックを志す若い医師に
指導をしてあげるようなことも可能だろうと考えている。
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