全くどこにこんなパワーが残されていたのだろう。私は非常に頑張って
いる。朝はみどり先生の書類を整理して、10時にクリニックへ行き、引越し
会社の見積もりと中古医療器具店の見積もりに立会い、少し身体を休ませ
るべきと考えてラクーアに行ったらお休みだった。でもこういう不運は大歓
迎で、みどり先生の幸運の代償を払っているのだと思う。仕方がないので
ドトールのオープンテラスであちこちに電話をして、さまざまな処理を続け、
会計事務所でみどり先生関係の書類を渡し、みどり先生のの予定納税とか、
各種保険の扱いとか、クリニックの事務、看護師、医師の給与計算とか、
さまざまな用件を済ませる。これからの出費はぐんぐん多くなる。
でもそんなこともいってられない。何とか頑張るしかない。病院へ駆けつけて
みどり先生に会った時は6時過ぎていた。まだ呼吸の苦しみが続いていた。
でも私をずっと見つめながら苦しみに耐えていた。むろん私のパワーの源は
そんなみどり先生の姿で、2度の奇跡によって生き延びたみどり先生のため
なら何でもできる。7時半になると、悲しそうな表情のみどり先生を残して家に
戻り、みどり先生の寝間着の洗濯をしながら原稿を書き、みどり先生の家に
行って郵便物を調べ、戻ってきて夕食をしっかり食べて、ようやくこのブログに
たどり着く。明日もまたそうとう頑張らなければならない。みどり先生もこんな
感じで頑張っていたんだと思う。
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