今日は目がかなり反応をするようになり、身体全体を動かしたりも
できるようになった。明らかに急速な快復をしていると思う。先生は
まだまだ暴れて手に負えないほどにならないととおっしゃるが、身体
は確実によくなってきている。あとは記憶の快復やさまざまな識別が
どれだけ可能になるかにかかっているといえよう。CTスキャナーの
検査でも小脳の腫れは引いていて、過去にあまり例のないほどという。
昨日あたりから、私もみどり先生とともに田舎の温泉付き別荘でも
買って、ゆっくり今後の人生を送ることになるかなと本気で考えるように
なった。他人の場合ならそれが大変なことと思えていたが、自分ことと
なると、とても素晴らしい将来と思える。
みどり先生も東大医学部なんてところに入ったときから、医療の最前
線を歩くことを義務付けられてきて、それが当然のことだし、自分でも
そうすることが喜びだっただろう。でも鳥のさえずりを聞き、風のさわ
やかさを感じ、雪の冷たさに耐えるような人生があって良いと思う。それ
はたぶん今まで以上に幸福で充たされた生活になだろう。そんな夢を
抱きながら毎日自分の仕事とみどり先生の経済活動の処理に奔走し
ている。夢があってがんばれることだし、それぞれの自分に合った夢
を抱くことが生きる喜びだろう。それができるかどうかで人生の価値も
変わってくるのだと思う。
一般に男性はそれができない。女性の多くはそれができるという面も
ある。男として女に学ぶべき最大の要素だとも思う。
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