今日のみどり先生は目を開けてじっと私を見つめてくれた。目は澄んで
とても鋭く、普段のみどり先生そのままだった。でもそんな彼女を見ると
ICUの病棟で大声で泣いてしまった。体力が衰えると締りがなくなって
しまう。でも、脳外科担当の先生も小脳があんなに腫れた状態なのに
肌艶も良く、眼光も鋭いと驚いていらっしゃった。もしかすれば助かるか
もしれないという。なんて嬉しいことだろう。たぶん記憶障害とか半身麻
痺といったハンディキャップは生じるだろうが、やはり生きていてくれれ
ばと思う。何年でもリハビリに付き合うよ。
病院の閉鎖に関してもいろんな人からアドバイスや協力の申し入れを
いただいた。こういうことは一人ではできない。連休明けには弁護士さん
や会計士さんと話して具体的な方針を立てていけそう。
少し希望が出てくると急に空腹感を感じ、おうどんをまるまる一杯食べ干
すことができた。眠りの方も今日は眠剤を飲んでぐっすり休めるかもしれな
い。こういう気分でいるとまた逆転がありそうにも思うが、それはそれとして
今日はともかく眠りたい。
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