短編集の収録作品などについて東京創元社と話し合った。ある程度の
希望を話して、あとはお任せすることにした。主な作品の大半を収録して
大冊の文庫本になりそうだ。お任せしたところであとは11時頃まで古今
東西のSFについてのさまざまな話題で盛り上がった。私には30年ほど
のブランクがあって、その間に大きく状況は変化したけれど、例えば国書
刊行会から出版されて話題を呼んでいるベスターとか、ジーン・ウルフな
どの作品はサンリオで出版予定だったものだし、シルヴァーバークがアメ
リカSFの長老として頑張っていたり、私の作品がやたら読まれるように
なっていたりと、多くの面で30年のタイムギャップを飛び越えての展開も
ある。昔のままではないのに、昔の続きで話ができるというのも不思議な
感覚だ。とてもありがたいこととも思う。
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