ジャパンCでは毎年外国馬の紹介を書いてきた。創設期には優駿から
競馬ブック、フジ、ワイド中継など、当時のメディアのほとんどで紹介しな
ければならず、この時期は大騒動だったのだが、合田さんや石川ワタル
さんのように海外競馬の専門家がでてきてくれて大きく負担が軽減され
た。当時はインターネットもなく、アルゼンチンとか、インドとか、さまざま
な国からの出走予定馬の戦績を調べるだけでも大変だった。で、ついに
今年は招待馬が2頭のみと、あまりにも楽になりすぎてしまった。競馬ブッ
クでは同じパターンの継続で、一応2ぺーじの紹介記事を書いたが、1頭
はすでにおなじみのウイジャボードだから、実質的な未知の馬はフリード
ニアのみとなる。安田記念と比べてもドメスティックなレースといえよう。
このところ毎年豪華かな顔ぶれが揃ってきたのだが、今年はデビッドジュ
ニアなどの故障馬や、ハリケーンランなどのピーク落ちの馬が続出して、
一流馬で元気なのはウイジャボードのみとなってしまつた。ブリーダーズ
Cから中2週というのも出走馬が集まらなかった理由だろう。それ以上に
寂しいのはJCダートで、日本馬もJBC2レースんらの転戦馬以外にほとん
どめぼしい馬がいない。フサイチパンドラが出走すれば少し盛り上がるか
なというところ。
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