鳥はいまどこを飛ぶかの英訳、Where do the birds fly now がデーナ・ル
イスさんの翻訳で Treasures ofJapanese Science Fiction and Fantasy
Story というGene van Troyer and Grania Davice 編のアンソロジーに
収録される。おお、グラニアはなつかしいな。かつてのエヴラム・デヴィッドスン
夫人の作家で、我が家にもいらっしゃったことがある。次のご主人が医者か
なにかだったと思うが、USAirForceの軍用機で厚木基地にいらっしゃって、基地
内を見学させていただき、基地のレストランで食事をごちそうになった。サーニ・エフ
ロンさんとともに井の頭公園へ行ったとき、私がサーニに「ここはアメリカの公園みた
いでしょう」というと、サーニが「何いってるのよ、全然ちがうわよ」というのと、グラニア
がすぐ後ろで「ここはまるでアメリカの公園ね」というのが同時だった。サーニはカ
リフォルニアから来て、グラニアはボストンから来ていた。後に両方に行くと、二人の
いうことがともに正しいことがわかった。サーニは後にサンリオの佐藤さんと結婚して
ワシントンポストの記者になった。どうしているかな。グラニアが元気なのはこのアン
ソロジーの契約書で初めて知った。そういえば最近は昔の人とよく会う。会うだけで
なく、足立さんのように脚本を書いたり、デーナのように翻訳出版をしたり、さらに
グラニアだから・・・。このアンソロジーはKurodahan Press/Intercom,Ltd.
からオンデマンド出版されるという。オンデマンド出版なら日本でもアメリカでも
簡単に買えますね。デーナとは12月1日にまた会うことになっている。
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