明日から川崎でJBC、そして土曜日にはいよいよブリーダーズCがチャーチル
ダウンズで開催される。私は明日の午後に川崎へ行き、JBCマイルを見ずに
成田へ向かわなければならない。今週はJBCのマズルブラスト、5日のフィレン
ツェ、もしかすれば4日のハンティングダラーのデビューがあるかもしれないの
だが、やはりブリーダーズCは見に行かなければならない。JBCの予想は今日
の東京中日スポーツに書いた。ブリーダーズCの予想はクイズページに書いて
いる。ディスクリートキャットが出走するかどうかはまだ決めていないようだが、
わざわざアメリカへ行って、ベルナルディニの調教相手をするだけということも
考えられない。ゴドルフィンとダーレイではかかわる人も違っているので、私は
出走してくるのではないかと考えている。どちらかが連勝記録をストップさせる
ことになるが、それ以上にBCクラシックをどちらかが勝つことの意義は大きい。
2頭で他馬を10馬身くらいちぎって叩き合いということも考えられる。
昨日はNARとの打ち合わせの後に麻布10番で飲んだ。NARの職員は教養
センターで騎手養成をしてきた馬乗りが多いのだが、私が大井の石川騎手が
素晴らしいというと、案外注目度が低く、私がどう素晴らしいかを説明すると、
そこは騎手学校の先生方だけにすぐに優秀さを認めてくれた。石川騎手はデ
ビュー当時、ほとんど所属の中村護厩舎の馬にしか乗せてもらって
いなかったのだが、さすがに調教師も騎乗を見ていて評価を上げていったよう
で、最近はかなり多くの馬に乗るようになっている。岩田騎手のどこが素晴ら
しいのかというような面でもさすがに良くみているもので、ハミを取らせて完全
にコントロールすることが重要ではなく、腕で押すだけでコントロールが可能
だという。こうした教官の柔軟な考え方が地方競馬から多くの名騎手が育って
いく理由でもあるのだろう。とても勉強になった一日でした。
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