昨日は神谷町のTV東京BBで血統事典の打ち合わせ。いよいよアップ
間近となり、すでに821頭の種牡馬がオンラインを待っている。始めてから
かなり時間が経ち、古い血統事典の種牡馬についてはそうとう手を入れな
ければならず、今年の新種牡馬の原稿もまだ未完だ。手入れは公開しなが
ら進めることも可能なので、新種牡馬の原稿が出来たところでとりあえずの
実用化という運びになるだろう。インターネットと携帯の両方で閲覧が可能
で、月にいくらかの会費を納めてもらえば使い放題という仕組みになるよう
だ。図書としての出版についてはオンデマンドでの単行本化は簡単だが、
分量的に難しい面もあり、図書として編集するとすればインターネットでの
需要などを見てからということになるかもしれない。具体的なところはあくま
でもTV東京BBの営業方針にかかるが、まだ開発途上の分野だけにどの
ように進んでいくのか私も楽しみにしている。
内容的には単行本時代よりも詳しくなり、データ記述はこれまでの吉沢譲冶
さんに、イヤーブックの黒田伊助さんが加わっている。図書と違って産駒成績
などが常にアップデートで書き込めることになり、利用者には便利だが、われ
われ記述者側には常時仕事が待ち構えていることになる。この面でもどれだ
け読者のニーズに応えることができるか、多少の不安もあることは事実だ。
それにしてもコンテンツを見るとなかなか壮観で、調べたい血統だけでなく、
無名種牡馬とか、昔の思い出の名馬など、作っているサイドですらつい開いて
みたくなる。とても楽しい仕事といえるだろう。
ぜひぜひお楽しみに!!
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