苦戦続き

日曜日はレクレドールがまずまずの好走をしてくれて、幸先良いと思ったの
だが、マズネブラストはこの相手ならと思うメンバーで負け、それでもマズル
の方はある程度能力限界を示していたので仕方ないとも思えたが、ステップ
クローザーが負けたのは大ショックだった。内田騎手が他人の仕事に口出し
するようなことはなく、まして川島大先生が相手なら考えられないことでは
あるが、馬が太くて動きが重かったと批判したというのには驚かされた。それ
だけこの馬には期待し、責任を感じていたということだろう。さすがに川島先生
も少し調教が軽かったかなと反省していらっしゃるようで、前回の出走時など
はなんとも太めだったのに、それでも楽勝しており、今回は重賞とはいえ、さほど
桁外れな馬もいないということで、これで勝ってセントライト記念をぎりぎりで
戦いたいという考えがあったのだろう。いずれにしろアスターバジルの強さは
大きな誤算だった。ただ、アスターバジルの強さを見ると、果たしてぎりぎりの
仕上がりでも勝てたかという疑問は残る。私は無理だったのではとも思う。
少しステップクローザーの限界が見えたようにも思う。
足立監督がようやく「なりすまし」の足立稿を完成させた。２人の作風がミックス
されるのっておもしろい。

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