12時半頃からセッテイングを始めて、1時半頃から収録、2時半頃には
3回分の収録を終えた。長岡さんの話ではヤマノスタジオを使うのは8年
振りだという。同じ時間内でもずいぶん多彩で奥行きのある話ができる。
たぶんこのコーナーの視聴者にはご満足いくものになったのではないか
と考えている。中継の中で話すのとの大きな違いはあらかじめ構成が
決められて画像や台本に合わせて喋るのと、話したいこと、話さなければ
ならないことを時間いっぱい使って喋るのとで、あるテーマの前提となること
とか、あるテーマから発展する重要なことについて話せるということだろう。
そういえは最近はほとんどの番組が構成の枠内で作られるようになり、
多くの場合は専門家に聞くはずの話が最初から結論までつけられている。
長岡さんと話したことだが、昔のフジテレビの競馬中継・・鳥居さんがプロ
テ゜ュースしていた頃には専門家でなくても、寺山さんとか、古山さんとか、
虫明さんとか、みんなにそれぞれの競馬観を喋らせて、それが競馬興隆の
大きな契機となっていった。大川さん、巨泉さんを含め、当時の競馬関係メ
ディアにはタレントを通じて大くの視聴者を惹き付けるパワーがあったと思う。
そうしたものが失われてきたのにはおそらく番組作りのシステム化があるの
だろうと思える。
長岡さんとは長い付き合いだが、ほとんど仕事を通じての付き合いしかない
ものの、こうしたことをいつも短時間に話し合える。土曜ワイド、日曜ワイド
は形式的にTV神奈川、千葉TV、TV埼玉の共同制作となっているが、実質
的には長岡さんのマイプラン社が製作していて、短波放送(現在のラジオNI
KKEI)時代から長く競馬関係のメデイアを扱ってきたからわかる視点がある。
長岡一也というと多くの人にとって実直なアナウンサーとして、表彰式などを
正確にこなす人という印象が強いかもしれないが、実際には彼のような視点
が競馬関係メディアの重鎮として座っていることの意義が大きい。実際にワイ
ド中継は今の競馬番組でも最も優れていると思う。長岡さんとは同い年。競馬
関係では最も信頼できる親友だ。
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