大井記念、東京ダービーと続けて大井競馬場へ行った。重賞連続なのに
意外と閑散としており、そう思っていたら日が暮れると続々と人が集まって
きて、重賞た゜けを目当てにやってくる人が多い。今はJRAでも重賞だけ
がやたらと売れる時代で、顧客のクォリテイへの要求がシビアになってき
ているのだろう。永田さん、伴さんもJRAは下げ止まったのにと心配して
いたが、次開催からのフォーメーション、マルチによる購買が特効薬とな
るかもしれない。あとはやはりローカル重賞の限界があり、全国開放して
強い馬を集めることだろう。マスコミ関係も交流に比べると集まりが悪く、
東京ダービーという大レースの雰囲気ではない。たぶん帝王賞、ジャパ
ンダートダービーになるとぐんと変わるのだろう。大井の場合はJRAの
助成金なしで交流レースが可能なので、JRAはそれを求めているのだ
が、大井ではやりたくても馬主や厩舎関係の抵抗をかわすことが困難な
ようだ。私は資金面でなくても、何らかの形で大井との関係をつくって、
ダート競馬を大井中心の全国体系にできるよう話し合うことを求めている
のだが、大井の側とすればいまはNARとの関係(むしろ弱小競馬場との
強調)を求められて八方塞となっている。まあ、JRAだって、馬主や厩舎
関係の利権構造から容易に脱出できないのだから、大井にそれを強く
求めることもできない。なんとも難しい問題だ。
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