清水プロデューサーも加わって「なりすまし」がスタートした。最初は5000万
くらいの予算でということで、私もできるだけ経費のかからない脚本に仕上げた
つもりだったのだが、CGから役者までボランティアでやってもらっても1億3千万
はかかるという。考えてみれば私の書いたストーリーは六本木ヒルズ族や田園
調布族という感じのトレンディな背景ばかりだし、人もたくさん登場して、何も
かもがゴージャスなものになっていた。CGだけで6千万はかかるという。でも、
それだけの値打ちのある脚本と認めてくださり、プロデューサーに大きな負担を
かけることになった。これから脚本を足立正生監督が自分のスタイルに直していく
ことになるが、たぶん足立は少し泥臭くしてリアリティを付け加えてくれるものと
期待している。売りとしてはホラーものということでいくようだ。つまり霊界とバーチャル
世界の融合という形になるものと思う。ここから先は私の手を離れることになるの
で、気軽に楽しみたいとも思う。
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