JGバラード短編全集は傑作「光り輝く男」『終着の浜辺」など、バラード短編のピーク
の作品群が集まっており、私は解説でバラード短編のInnerspaceとしての意義を
書いています。
私自身は胆炎以降にかなり調子を崩していて、終活が進んでいません。リンパ球
への転移、手術中止、第4ステージへの進行などのカンファレンスでは今後、みどり
先生の温泉行を中心に治療プランをお願いしたところ、快く引き受けてくれて、6月
の伊豆長岡までに一度退院できるよう。放射線治療を割り込ませてくださった。
結果、今回も長期入院となったが、前回と違ってみどり先生はシルバービレッジで
十分な食事を摂取している。私の方が体調を取り戻せば温泉行に問題ないだろう。
温泉は癌治療の4大療法といわれているほどで、手術、放射線、抗癌剤と並ぶ有効性
が認められている。癌細胞は熱に弱く、温泉での代謝活動などの向上によって、
相乗効果化が期待できるという。日本では手術、アメリカでは放射線、ドイツでは温泉
という感じで、ドイツでは保険適応はむろんのこと、様々な支援を受けることができるし、
それだけの施設や人材が温泉地には整っている。
伊豆長岡から戻るとハードな抗がん剤を試すことになっていて、今度は本当に禿茶瓶
になる。それを無事クリアすれば、8月からは温泉三昧に向かう。
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