


岡和田晃さんが「新潮」5月号で、イスラム国に関連して「レヴォリューション」を
取り上げています。この作品が書かれてから30年以上経過して、初めて作者の
意図に近い論調が出たという印象です。当時は革命といえば社会主義革命以外
に考える人がいなかったからで、イスラム国まで30年かかったというわけでしょう
が、岡和田さんは最初の評論集に「世界内線」という言葉を使っているように、最
初から現在の世界状況を把握していらっしゃったようです。
「レヴォリューション」がAmazonで珍しく1万円を切る価格ででているのですが、
どうもボロボロの本で、「読むだけなら」と書かれていますね。
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