実は勝てると思っていたので日帰りで京都競馬場へ行った。
池江先生に会うと「あ、マネージャーいたいた」という。
むろん私がどうしてほしいなどといったことはないのだが、
ずっと一緒に多くの大レースを勝ってきたので、そういう
気分になってくれたのかもしれない。レクレドールは私の
予想通り10キロほど体重を減らしていた。
「460もの馬体重でレースをする馬ではないんですよ」
とおっしゃるが私も全く同感で、ゴールデンサッシュ産駒の
すばらしさはこれだけ体重を絞れるところにあり、それが
ゴール前での瞬発力の源となっている。たぶんローズSの
ときも馬体重減を多くの人にいわれて辟易していたのでは
ないかと思う。ステイゴールドにしても多くの人が小さい馬
というが、確かに大きな馬ではないけれど、そうも小さな馬
でもなく、普段は460キロくらいの体重がある。そこから
レースになると420台まで絞れるところがステイゴールド
の他の馬と違うところだった。レクレドールの場合はこの
血統としては比較的絞れない方で、ようやく440キロ台
にまでたどりついたというところだろう。レクレドールは
6着に敗退した。横一線の3着争いで最も後ろだったのが
少し情けなかったが、もともとはこれんら良くなっさていく
馬で、満足すべき結果だったと思う。
帰りの電車で白老ファームを管理していてる角田先生と
一緒になった。角田先生は「プリンセスゴールドだって、
2歳緒戦を勝つのがおかしい」とおっしゃる。う~ん、
みんなステイゴールド血統のスペシャルな面をきちっと
とらえているというか、ま、私と同じ考え方であることは
確かといえよう。
記事の下に広告が表示される場合があります。この広告はexciteの広告枠で、当ブログとは無関係です。