長く園田競馬を育ててきた大和田さんが副管理者を勇退し、
今週から顧問に就任したが、兵庫県競馬組合のマイペース
運営は変わらないようだ。名古屋競馬は来年のJBC開催に
命運をかけることになるが、日本第2の地方競馬はまだそん
な身分ではないという。
さすがに観客は多いし、古いスタンドをうまく改築して
美観も悪くなく、何よりも馬場がすばらしくスヒード感
のある面白い競馬がおこなわれている。厩舎も広々として
おり、馬栓棒を使っていないのも優れている。場外発売所
なども他所ほど意欲的につくるわけではなく、ちゃっかり
JRAの神戸、難波などを使わせてもらって、資金は顧客まわり、
馬まわりにもっていくという理想的な状態と思う。むろん、
全国2位の売り上げだからそのようにできるのだろうが、
経営安定という点ではJRA以上でもあろう。
西脇トレセンは地方競馬最大のトレセンで、坂路のついた
コースもあるのだが、コーナーにかかるので、どうも全力
疾走は難しそうだ。やはり僻地なので訪問者がほとんどなく、
新聞記者も競馬場で取材しているというが、外からのも人が
いないと寂しいものではある。特に併設された馬事公苑は
三木ホースパークができて完全に役割を終えてしまったようだ。
さて、もうすぐドーサイルサンダーがデビューする。
まあ、このレースはかてるでしょうね。
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