高瀬さんにレクレドールのクォカードを上げると「宮川
一朗太さんにももらいましたよ」といわれた。この業界で
の著名度から考えれば珍しいことだが、私と宮川さんは
互いに面識がない。でも、持ち馬のライバルであること
はよく知っている。
この業界人の多くは社台やマイネルなどの馬を持っているが、
ほとんどの人の持ち馬は走らない。高瀬さんがマイネル
ジャパンを持っているのが3番手という感じである。むろ
ん2番手が宮川さんで、ロサード、ネオユニヴァースなど
を持って、5馬身くらいの差で私を追っている。3番手の
高瀬さんはそこから20馬身くらいの差があるので、ライバル
は宮川さんだけだ。ロサードはとてもごつごつした馬だった
し、ネオユニヴァースは丸太ん棒のような胴で、とても
私が買える馬ではなかったけれど、宮川さんはどうも私に
わからない良さを見出すことができるようだと思っていた。
でも、そんな宮川さんがこの世代の馬で私と同じレクレドール
を選んでいたというのにびっくりした。私が宮川さんの選ぶ
馬をわかるようになったのか、宮川さんが私の領域に迫ろう
としているのか・・・・
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