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2013年 11月 21日
月曜日にみどり先生の食欲がなく、食べなければだめといって聞かせて少し
食べさせたのだが、少ししてから戻してしまった。寝たままでうまく胸の上に戻 したのには驚いたが、さほど熱もなく、用心してその日は入浴を控えた。その 日は夕食までほとんど食べないままで、少し元気もないようだった。幸いにも 次の日は訪問看護の日だったので、診てもらったが、急に38.5度の発熱が でていた。とはいえ、看護師には診断はできず、薬の処方箋も出せない。 インフルエンザ、ノロウイルスなどさまざまな可能性があるが、尿が汚れてい たので、以前にも出た尿路感染の疑いが最も高い。こういう時のためにみどり 先生の医師時代から抗生物質のフロモックスを用意している。フロモックスは 最も広範囲の病原体に対応できるので、非常に便利と、かつてのみどり先生か ら聞いていて、さっそく飲ませることにした。その日は1日、食欲がなく、熱も下 がらなかったが、翌日は通院日になっていたので、看護師さんは医師に診ても らえるのでちょうど良いという。確かに看護師の立場としてはそれでよいだろう が、翌日も熱が続けばそういう状態で通院させることができない。 幸いなことに翌朝にはフロモックスの効果が出て通院ができて、その日に予定 していたインフルエンザのワクチン接種を次週まわしにしただけですべてこと なくすんだが、もし当日さらに熱が上がっていたらどうしたものかと思う。 訪問医という制度はあるのだが、それには結構厄介な手続きが必要で、緊急 時にすぐ来てもらえるというものではない。彼女の場合はワーファリンを毎日 摂取しなければならないので、予定した日に診察を受けないとワーファリンが なくなってしまう。これもかつては代理に私がいって処方箋を受け取ることが可 能だったのだが、今は診察による所見がなければ出せないようになっている。 こうしたことのほとんどは厚生労働省による通達によるもので、実際にはこの ような事態のために抗生物質をあらかじめ用意することも禁じられている。 厚労省の通達を完全に守れば、救急車を呼んで救急病院に搬送してもらう 以外に方法はないようだ。救急車は総務省の管轄なので、厚労省としては 必要最小限の出動に抑えるという考え方がなく、それよりも医療機関の不正 防止が優先されるというわけだろう。確かにこのようなときに病因を考えそれ なりの対処が可能な民間人はほとんどいないだろうし、看護師とて多くはそう した知識を持っているわけではないので、医師の診断なしに処方箋を出した り、治療をしたりすることを禁じるのは当然とも思えるが、患者や家族が看護 師であったり、医師の家庭だったりというように、困難な検査の必要がなく、 それなりに対処できるケースもまた珍しくない。 厚労省は医療機関の不正を防止するよりも、国民の健康を守るために必要な システムをつくることが本来の仕事であって、不正防止にはあくまでも不正が あった場合の罰則によって対処すべきで、不正防止のために人命の危険が 生じるようなことがあってはならない。 訪問看護師には一般的な抗生物質などの投与を医師との電話による指導で 行えるようにすべきだし、訪問医も緊急時に即座の対応が可能とすべきだろう。 また、保険所には入院ほど重篤な病気ではなく、放置すれば危険な状態にあ るような患者からの電話でベストな方法を指示できるようなシステムをつくるべ きだと思う。 記事の下に広告が表示される場合があります。この広告はexciteの広告枠で、当ブログとは無関係です。
by yamanokoichi
| 2013-11-21 10:23
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