みどり先生が四肢付随のままここまで元気になったにはやはり栄養管理が最も大きなアシストになったと思うのですが、ほとんど歯が使えないとか、寝転んでの呑み込みには困難が伴うとか、呑み込みまでにうまく舌を動かせる必要があるとか、ワーファリンとの関係で納豆は絶対にだめ、緑色野菜や海草は多く摂取してはならないというような多くの制約があり、その条件下で十分な栄養とみどり先生の食欲を満足させなければならない。最近はある程度満足に食べさせることができるようになったが、様々な食品が年中買えるようになったとか、電子レンジ、タジンなべ、シリコーンなど調理器の発達にはかなり助けられています。
写真は毎日の朝ごはんの例で、ここ2年ぐらいはこういう朝ごはんで定着されるようになりました。
牛乳にはカシス、グレナデンなどの少し酸味のあるシロップを加えます。温泉たまごはスプーンでいただきます。バナナはそのままでは少しざらつくようなので、チョコレート、カラメル、黒糖といったシロップをつけます。
いちごはホイップクリームとコンデンスミルク、いちじくにもシロップ類。巨峰のブドウは皮をむいてスライス。
りんごは紅玉かシナノゴールドで、皮をむいて芯を取り、スライスしてシナモン、砂糖、はちみつを加えてオーブンで焼きます。パンケーキもフルーツソースなどを加えます。この日は使ってませんが、びわ、もも、メロン、冷凍して柔らかくした柿、、マンゴなども使います。全体として糖分が多いようですが、ごはんやパンをあまり食べないし、やはり消化の良さという点も炭水化物中心がよいようです。また脳の病気なので、脳に送れる栄養が糖分のみということもあります。血液検査は常時行っていますが、ときどき中性脂肪が高い時もあるけれど、許容範囲内だし、朝ごはんを食べてからの検査なので、糖分が過剰ということはなさそうです。
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