みどり先生は回復期まで少し言葉を喋ったが、その後は食べたり、手を動かしたり
という他の必要なオキュペーションにメモリーを使うようになって言葉を喋らなくなっ
た。それでも笑ったり、ため息をついたり、強い不安を感じたときなどに、うーとか、
ふうとか、声を出していたが、笑いながら声をだすので、続けてとか、頑張ってとか
いうとかなり長く続けて声を出した。少しネットワークメモリーに余裕が出てきたのだ
ろう。自分でも声を出し続けようと思ったようだ。それでも口をがちゃがちゃといわせた
りしてぎりぎりの労働となっているようだった。頑張ってぃるなあと思う。今度の温泉で
さらに良くなれば気軽に声を出せるかもしれない。声をコントロールできれば簡単に言
葉も忘れているわけではないので喋れるようになりそうに思う。でもかなり時間はかか
るだろう。
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