2時3時に起きてしまうことが多いのは年齢のせいもあるだろうが、
多くの場合はみどり先生が混みものを求めていたり、オムツを汚し
ていたりというように、何かを求めている。歳のせいで目覚めると
いう面もあるとはいえ、その場合は起き上がることなく、再び寝て
しまうのだが、介護の必要な時は必ず起きてみどり先生の部屋まで
来てしまう。テレパシーというのは要するに高度の感知能力であっ
て、そろそろ喉が渇いているなとか、その程度の必然性プラス乾燥
とか、そういう空気から理解できることに鋭敏な反応をすることだ
ろう。これは私の側が同じルーチンを取っている点も重要な要素と
なり、50%は必然性として理解できるもので、50%はやはり
感覚的な能力というものなのだろう。それは小説を書く場合も、
馬券を買う場合も、ほとんどのことに言えることでもある。
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