最近になって朝までぐっすり眠ってしまう日が時々ある。ずっと3時
5時というように起きていってみどり先生の状態を見に行ったのだが、
かなり多くの時に目を見開いて首を起こして待っていた。最近は見に
いっても眠っていることが多くなり、それとともに私も起きていかな
くなったようだ。みどり先生はようやく今の状態に慣れたのだろう。
今も発病前の記憶が出てくることはあるだろうが、その後の病気によ
る変化と結び付けて現実を現実として理解するようになったのではな
いかと思う。あるいは発病前の記憶そのものも徐々に失われていくの
かもしれない。それはそれで彼女が緊張シンドロームから解放される
ということでもあり、病気からの回復の一つと理解することもできる。
こうした彼女の順応性はまったくのところ驚異的だ。
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