毎日どのくらいの時間を介護に費やすかというと、朝6時に起きてトイレ、
体温、血中酸素などの検査、水分補給の後に朝食を作って食事介助が終わ
ると朝ドラも終わっていて、投薬、歯磨きまで、およそ2時間半というと
ころ。自分の食事ののちに仕事か雑用か時にはトイレ介助があり、11時
になると昼食をつくり、介助で約1時間。この後に入浴介助とか、訪問看
護や訪問リハビリの立ち合いが日によってあり、トイレ介助がある時もあ
るので平均すると1時間くらいだろう。仕事をしたり作り置きの煮物をつ
くったり、雑用をしたり、4時ころから夕食作りにかかり、介助や投薬、
歯磨きが終わると6時くらい。したがっておよそ6時間半は何らかの介助
にかかっている。水曜日は検診やリハビリで12時半までかかるが、平日
は1日に1食はヘルパーさんが食事介助をしてくれて、1時間ほど軽減さ
れるし、掃除洗濯もしてくださるので、何とか仕事もしながらやっていけ
るというところだろう。むろんこれは一般的に介護をする人の平均値では
なく、要介護5、1級障害で自宅介護などほとんどないので、極めて特殊
な例とはいえるだろう。したがって車いすで自走できたり、話せたり、自
分で食事ができるような人を介護している人は非常に楽な介護生活である
ことを理解すべきで、介護が大変とはいうべきではないと思う。
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