今のみどり先生は少しずつ良くなって、彼女もとても幸せそうに
している。しかし今の状態がいつまでも続くわけでもない。ショー
トステイ先を次々と断られていくのは結局のところ彼女を満足に
介護できるところはなく、一時的に介護できても何かあった時に
責任を持てるわけでもないので、断らざるを得ないということだ
ろう。病院なら一応療養入院をさせてもらえるが、食事介助がで
きなければすぐに点滴ということになるし、長期的には胃漏手術
となってしまいそうだ。彼女の先輩の医師たちも法的には家族以
外にはいまのような変則的な介護ができないというし、技術的に
も私以外に全てをこなせる人がいそうもない。派遣介護でも彼女
の食事介助ができる人は多くなく、人を探すのも一苦労だが、こ
れも法的には特定の人を指名することはできない。事業所の方で
彼女の状態を理解してできる人材を派遣してもらう以外になく、
それらも私が時間をかけて指導しなければならない。私とみどり
先生ではかなりの年齢差があるので、いずれ極めて困難な状況に
追い込まれることになりそうだ。それまてに何とかもう少し良く
なってある程度自分でできるようにならなければならない。
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