朝の5時半に起きて排便の始末や水分補給をして、検温、血圧、血中酸素
などを調べて記録し、少しみどり先生の相手をして笑わせ、朝食をつくって
食事介助。書類の整理などをしているとまもなく昼食づくりにかかる時間と
なる。週に4日は訪問介護のヘルパーさんが昼食介助をしてくれるし、週に
2日は入浴介助に2人のヘルパーさんが来てくださる。入浴は3人がかりと
なる。週に1度は診断やリハビリのための通院があり、これもヘルパーさん
と2人がかり。他に週1度は訪問看護師さん、2度は訪問リハビリのセラピ
ストさんがいらっしゃる。おそらくみどり先生は自宅介護としては有数の重
度障害で、普通は自宅介護が無理な状態なのかもしれない。しかし、病院で
は食事介助がうまくできず、強度の緊張に陥るので、おそらく病院に居続け
たら、今まで生きていることも不可能だっただろう。食事も今のように彼女
の食べられるものを食べられる状態にして、それも毎日さまざまなものを
食べさせることは不可能だろう。こうした生活を私も楽しんでいるし、彼女
はいつも幸福感いっぱいという顔をしている。今年もそのような毎日をずっ
と続けることになる。
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