もともと戦争の後にはバブル景気が到来するものだが、ドイツの
統一とか、大きな政変ののちにもバブルへ転じている。東日本大
震災の後も確実にバブル景気となるだろうが、実際にもう早くも
景気好転に向かったという。政府も自治体も復興のためならお金
を使い放題。大企業もかなりの義捐金や見舞出動をするだけでな
く、雇用のためとか、さまざまな理由で拡大を行っていく。むろん
建築ラッシュだけでなく、原子力の代替えエネルギーなど、次々と
新しい投資が行われ、節電なども大きく需要を増加させていく。
それ以上に大きいのは一時的な需要ストップによってダメ企業が
倒産していくことでマイナスのほうも消えていくことだ。農業、
漁業のシステム更新が行われ、産業のすべてはリニューアルされる。
こんなことは自明のことと思うが、だれも言い出さず、バブルへの
警戒感が全くなく、バブル後の大恐慌をだれもが恐れないことが
大きな問題だ。バブル化を抑えることが可能なものを探してむしろ
規制に転じるべきだと思う。
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