大震災と津波による被害を見るにつけ誰もが傷つくのは当然だとは
思う。ただ、それは自分自身が乗り越えるべきもので、特に今回の
ような悲惨な災害のさなかに他人に甘えてならないものだ。センチ
メンタリスムというのはあくまでも自分の問題であって、それを外
に出せば自己中でしかないことをもっと知るべきだ。知る方法は簡
単だ。それを被災者が自分に求めているだろうかと考えれば良い。
それが被災者の支援に役立つだろうかと考えれば良い。センチメン
タリスムは日本人とアメリカ人の病気で、センチメンタル・パニッ
クを引き起こすのはこの2国だと思う。アメリカ人は他人を攻撃す
ることで自分を慰め、日本人は自分に閉じこもり、それを他人にも
求めることで自分を慰める。みんな仕事をしよう。日常生活を続け
よう。楽しんだり、腹立てたり、他人を喜ばせることをしよう。
自粛するな、倹約するな、さまざまに自分と他人と災害に勝とう。
もしみどり先生が倒れた時に私がセンチメンタリスムに勝てずに、
自分を慰めることに時間を費やしていればみとり先生は確実に生き
残れなかった。人は弱いもので、誰もがセンチメンタリスムを乗り
越えれるものではない。ただ、自粛すべきものがあるとすればその
感傷こそ外にださないことだ。
記事の下に広告が表示される場合があります。この広告はexciteの広告枠で、当ブログとは無関係です。