みどり先生が退院してから3度目の誕生日を迎えた。みどり先生の場合は
1年間生き抜くことがほとんど奇跡に近いことなので、誕生日を無事迎える
ことの意義は大きい。それも少しずつではあるが良くなっているのも素晴ら
しい。昨日は彼女の看護や介護をしていただいてお世話になっている人を
招いてバースディパーティを開いた。年に一度のレストランヤマノの開店で
もある。インフルエンザを移してはいけないとか、どうしても仕事の時間が
外せないという人以外は集まってくださって、話がはずんだが、やはりこう
いう機会にのみできる情報交換も多く、トラベルヘルパーさんには特にみ
んなの質問が集まった。前回はバースディケーキが多数集まってしまっ
たので、みんなケーキを避けてしまって花、花、花に囲まれた華やかなパー
ティとなった。ケーキがなくて困ったけれどみんなでハッピバースディトゥユー
を歌うと驚くほどみどり先生は喜んで、ニコニコとみんなに応対していた。
本当にみどり先生が良くなっているとみんなに実感してもらえた。
パーティ料理のメニューは薬膳スープ。大タジンピザ、スターフルーツ入り
シーザーズサラダ、激辛カレー、にんじんのグラッセ、氷頭なます、イカと
アサツキの和え物、刺身盛り合わせ、チーズ盛り合わせ、生ハムオリーヴ
のアンティパスト、おでん、焼き魚、高野豆腐の卵とじ、丹波黒豆、スモーク
サーモンなど。ワインはサンテステフの1992年を開けたがとても美味しかっ
た。みどり先生の4月の温泉行きを決めた。
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