最近はみどり先生の状態の起伏が大きくなり、時々は38度の熱を
出したり、食事がまるで取れなかったりもしている。少し余裕がでて
きて、気候や周囲の人への反応などもめりはりが出てきた感じだ
が、やはり落ち込んだ時には心配だ。熱は比較的簡単におさまる
し、食べ物も全く食べないというわけではないのだが、舌の不随意
運動があるため、食べるのにかなりの気力が要求される。特に問題
となるのは舌で食べ物を喉に送り込むのがうまくいかないことが多く、
咽こんだりするとその後は口に入れてもすぐに出してしまう。食べるこ
とが出来たのが彼女のこれまで生きてこれた原因なので、何とか
楽々とこなせるようになればとおもうのだが、案外ここの部分は複雑
というべきなのだろう。
顔の表情が非常に豊かになり、嬉しいこと、悲しいこと、嫌なことなどは
表情で誰にでもわかるようになっている。表情だけをみていると、まる
で脳に障害があるとは思えないほどで、これだけ豊かな表情ができる
のなら、手足や言葉ももっと自由になりそうにとも思う。
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