JRAの新種牡馬名鑑がなくなってこの時期に思わぬ休暇となっている。
それだけみどり先生の世話をできるが、このところまるで病人らしくない
ほど元気で、時々はいまの自分の状態を考えて憂鬱になるようだが、
自分がとても恵まれた闘病生活をしていることもわかっているようで、
天使のような笑顔を見せてくれることも多い。そんな彼女にはとても
癒される。元気な時代には彼女に大きな欠陥があって、ウエイトレス
とか、タクシードライバーのようなサービス業の態度の悪い人にはとこ
とん絡み、いかにも見下した態度をとることが少なくなかった。それが
自分の父親の性格を受け継いだものと彼女はいう。そしてそんなこと
に気付いて自己嫌悪になることも多かったが、そんな自分を理解して
いるだけに人に感謝する気持ちも強く、別れ際にはいつも私にありが
とうといっていた。「私って運のない女だけれど、人を見る目だけはあ
るのよ」と常に彼女はいっていた。確かに彼女が倒れてから一人だけ
を除いて誰もが彼女をとても気遣い、いかにも彼女の恵まれた交友
関係を表している。その一人が自分だと思う人がいれば反省しなさい。
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