みどり先生の退院から1年経った。久しぶりに長い1年だったが、それだけ
充実した新鮮な1年だったといえよう。何よりもこの1年でぐんと良くなった
のが嬉しい。普通なら退院できる状態ではなかったのだが、病院にずっと
いればおそらくかなり悪くなっていただろう。病院が悪いというわけではな
く、みどり先生が生きようと頑張るにはそれなりのモティヴェーションが必要
で、病院ではそれを提供することができないということだ。先週のリハビリ
ではみどり先生も大変な意欲を示し、セラピストさんも私も「え、そんなこと
までできるの」というほどがんばったのだが、さすがに脳神経を使いすぎた
ようで、2日間ほとんど眠らず、舌の不随意運動も強くなり、便秘も続いた。
何事もオーヴァートレーニングは事故のもとということだろう。幸い3日目に
は回復し、それだけできることがわかっただけでもよかったと思う。いずれ
は手を使えるようになるのではないかと期待している。これからの1年がま
た楽しみだ。
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