みどり先生は車椅子で歩いて通院しているが、これから冬になって寒くなると
困難になるかもしれない。そこで車椅子を積み込める介護車両を購買するこ
とになったが、8ナンバーの改造車で、5割程度高額になる。最初は以前乗っ
ていたキュープでとおもったのだけれど、キューブの車椅子スペースは狭く、介
護タクシーなど、ほとんどの車両がダイハツやスズキの軽自動車なので、ダイ
ハツの車に決めた。改造に時間がかかるので納車は1か月程度後になるが
長くほとんど運転をしていないので少し心配でもある。誰でもやていることなの
でできるはずと自分にいって聞かせて決心した。昔はダイハツの車なんて買う
とは想像もできなかったけれど、コンパクトカー時代を迎えてぐんとシェアを大き
くしていて、デイラーも次々顧客が訪れる盛況振りだ。数年先には日本の代表
的企業となっているかもしれない。
みどり先生はずっとご機嫌でニコニコして過ごしているが、ショートステイというと
やはり顔をしかめる。かなり緊張するようで、手を縮めて片目で睨みつけるので
心配だったが、食事は食べたというので一安心。彼女なりに覚悟を決めて我慢
してくれているようだった。そういう気持ちはとても嬉しいもので、介護生活が辛
くならないのもみどり先生が自分の立場と環境を理解してくれているからだろう。
本当に病気になっても素敵な人だと思う。
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