昨年は病院だったので、みどり先生と迎えるお正月は2年振りとなる。
いつも年越しそばを食べて、年明けにお雑煮を食べ、井の頭弁天に
初詣に行き、天王洲第一ホテルで鉄板焼を食べた。2日は福袋漁り
で、3日目には高尾山への初詣に出かけた。そんなかつての正月に
ついて話すと、みどり先生は目を輝かせて聞いている。元気な時代
のことを思い出すのは嫌かと思うのだが、全くそんなところはなく、自
分の記憶を辿れるのが嬉しくて仕方ないという感じだ。むしろ私の方が
胸をつかえてしまいそうになる。確かにみどり先生は元気な時代から前
向きだった。過去を悔やむより、今の楽しみを見出すことに熱心だ。
それが私をも勇気づけてくれる。もしそうでなければ介護をずっと続けら
れるかどうかすら疑問だっただろう。みどり先生に励まされながら新年を
迎えました。みなさま、明けましておめでとうございます。
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