みどり先生が久々に喋った言葉らしきもので、最近はウーとか、ウエーとか
声を出すことが多くなり、嫌なことだと強く拒否するようになっている。そこか
ら言葉に変わる過渡期と思う。言葉そのものは知っているし、以前は喋った
ので、脳からの命令がもう少し正確になると言葉となるのだろう。最近は食
べることが極めて平易になって、ほとんど食べこぼさないし、固形、液状を選
ばす、水も上手に口から飲むようになっている。それだけ余裕が出てきたの
で、脳のアクティヴメモリーが喋りや手足の運動にも廻るようになったのだろ
う。心配だった体温調節も汗をかけるようになって37度から上がることもない。
足なども驚くほど柔らかくなって、もしかすればいつか曲がりなりにも立てるよ
うになるのではないかと思う。まだ首がうつぶせたままではあるが、寝ている
時に首を起こすことがすくなくなり、先日は簡易トイレに座って首を上げてテレ
ビをみた。何もかも良くなっていて、いずれは車椅子での外出も容易になるか
もしれない。
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