すごいレースだった。ダイワスカーレットとウオッカの長い写真判定が
逆の結果ならパーフェクトの予想で、特に馬連1点、3連単4点という
予想はなかなかのものだったと思う。どうみてもダイワが逃げ切った
と思ったのだけれど・・・。それにしても11秒台でぶっ飛ばして最後ま
でねばるスカーレットもすごいが、4着以下がみんな好勝負に持ち込
んでいるのもすごい。1600戦のようなレースだった。
競馬場ではみんな気を使ってくださる。吉田照哉は「だいぶお疲れの
ようですな」とからかう。堀紘一さんもみどり先生の患者だったが、とて
も心配してくださっていた。出かける前にショートステイの病院へ行くと、
みどり先生は本当に嬉しそうな顔をする。もともと嬉しい時には何でこの
程度のこと(例えばパチンコでフィーバーを当てたとき)をそんなに喜ぶ
のだろうと思うことが多かったが、人乗り望みの喜びをに徹底している
のがみどり先生だ。そしてそんな喜びがあるだけ、今の彼女には生きる
ことの喜びも大きい。それだけに懸命にサポートしなければならなくなる
ということだろう。もし過去の栄光にすがりついて生きていても仕方がな
いと思うなら、本当に生きることの値打ちものないのだろう。彼女は生き
ることの天才でもある。
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